市政報告レポート 2021年12月

学校、地域が抱えるそれぞれの課題を解決する方法として、子どもを中心とした地域 づくりが有効ではないかと考えます。藤山台小学校で進められている地域連携について、 教員や子どもへの効果についてどう評価しているのか、地域や中学生へはどのような影響があったのかについて伺います。また、今後どのように他校区へ展開していくのか、全市展開する考えについて伺います。

藤山台での地域連携は、地域住民による主体的な学校支援活動により、教員の負担軽減や子どもたちの健やかな成長を育んでいると評価しています。派生的に住民同士や世代間の交流が活性化し、地域の大運動会が開催され始め、そこでの中学生 ボランティアの活躍は、生徒の自己肯定感の向上に寄与しています。今後の他校区への拡大は、学校が中心となって進めたいと考えており、そのための地域コーディネーターの発掘を現在進めています。

• 子どもの体力低下を防ぐためには、幼児期からの取り組みが必要だと考えます。


• ①保育園での取り組みについて、スポーツ庁が作成しているアクティブチャイルドプログラム等を取り入れる考えについて、また一部の園で実施されている外部講師によるボール遊びやマット運動を全園にて実施する考えについて伺います。


• ②本市では、スポーツ・ふれあい財団によるすこやか幼児体操等の運動教室が実施されているが、保育園等に出前講座を実施するなど、より多くの子どもに身体を動かす機会を提供する考えについて伺います。

• ①当該プログラムについては、保育士の研修を通じて活用できるものと考えています。 また、外部講師による運動遊びについては、全園での実施は今すぐ必要とは考えていないが、より効果的な運動遊びを研究する中で、外部講師による運動遊びの内容及び講師確保の観点も踏まえ検討すべきと考えています。


• ②今すぐ、出前講座として運動教室を実施する考えはないが、今後、保育士を対象に、 まずは、幼児運動を専門とする講師による体育実技研修を実施し、保育士が直接園児に運動を教えることができるよう支援していきたいと考えています。