市政報告レポート 2020年8月

お知らせ

市独自のコロナウイルスに関する追加施策

●かすがい子育て生活支援金

18歳まで(平成14年4月2日から令和2年4月27日生まれ)の子どもを対象に一人当たり1万5千円が支給されます。

●かすがい新生児特別給付金

令和2年4月28日から令和3年3月31日までに生まれた新生児を対象に一人当たり3万円が支給されます。

●一人1台端末の整備

令和2年度は、小5・小6・中1を対象とした約 8,600台の整備を進めていますが、 今回の新型コロナウイルス感染による休校に伴い、学校の休業が長期化したこともあり、 国の補助を活用して、令和3年度から5年度までに整備する予定の約15,600 台を令和2年度に前倒して整備する補正予算が成立しました。

●下水道使用料の改定延期

令和2年12月検針(令和3年1月請求分)から下水道使用料を改定する予定を、 市民生活及び企業活動等に新たな負担を求める時期ではないと判断し、 令和3年3月検針(令和3年4月請求分)に3か月延期となりました。

スタディルーム

公民館、ふれあいセンター等の空き室を学習室として開放

長期休暇の平日、土日祝の9:00~17:00に、市内4公民館、4ふれあいセンターと東部市民センター、 レディヤンかすがいの空き教室が、中・高校生が利用できる学習室として開設されました。
中高生が勉強する場所が少なく、学習室に朝から並んで場所を確保したり、 ショッピングセンターのフードコートなどで勉強をしているため、 昨年11月の厚生委員会において『中学生の居場所の拡充』について意見を述べましたが、 勉強できる場所が各地域にできました。この近くだと鷹来公民館、西部ふれあいセンターになります。小学生も学習室として利用可能です。

水道管の漏水調査

水道管の漏水による給水不良、道路陥没などを防止するためこの地域で漏水調査が行われます。 調査員の方が公道から宅地内の水道メーターまでの引き込み間を調査します。1戸あたり数分で終わる作業です。(9月30日迄に完了の予定)

医療体制の充実

心臓外科手術用医療機器の整備

4月から心臓外科の常勤医が春日井市民病院に赴任したことによって、心臓疾患の外科的治療が、可能となりました。 それに伴い、新たに 人工心肺装置や心臓血管用超音波診断装置等を整備し、住み慣れた地域で安心して入院・治療ができるよう、 医療体制の充実が図られました。

市民クラブ

所属する「市民クラブ」ではテーマを決め、所管する市役所担当部署を講師に招き、定期的に勉強会を開催しています。 お寄せいただくご要望やご意見と、法的根拠および実態を照らし合わせることで、実現するためのネックになるところが明確になります。

●行政財産目的外使用の法的根拠および春日井市の考え方

講師:財政部管財課
開催:2019年7月

●要保護児童の県と市の役割分担と現状および法的根拠

講師:青少年子ども部子ども政策課
開催:2019年10月

●地域公共交通網形成計画の概要と交通機関の法的根拠と現状

講師:まちづくり推進部都市政策課
開催:2020年2月

●開発許可、農地転用許可、生産緑地に関する法的規制と現状

講師:産業部農政課
開催:2020年4月

●介護・障がい福祉施設の種類と法的根拠および市内施設の現状(予定)

講師:健康福祉部介護高齢福祉課、障がい福祉課
開催:2020年7月

地域での活動

●総合体育館前交差点

春日井警察署、尾張建設事務所の職員の方に、現場に来ていただき、実態を把握していただきました。 中学生が東から西へ、高校生が西から東へ、一般の方が両方向に走る自転車の中を歩く、歩行者の姿を確認していただきました。 変則かつ交通量の多い交差点の為、抜本的な対策は難しそうですが、少しでも安全性が向上するよう改善策を検討していただいています。

交差点01 交差点02

●八光線のアスファルトの補修について

1月に八光線沿いにお住いの皆さまより、車両が通過する際の振動の軽減について、ご相談をいただいておりました八光線についてですが、 大手橋西(やっちゃば)の交差点から北側について整備していただけることになりました。 工事期間中(秋頃の予定)はご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いします。

●立て看板の設置(抜け道対策)

市民安全課さんに相談し、3ヵ所に立て看板を設置していただけることになりました。
この地域は幹線道路の渋滞が激しいため、朝夕に、生活道路を抜け道として利用している車をよく見かけます。 根本的には幹線道路の渋滞が解消しないと無くならない問題ですが、立て看板がドライバーの目に留まり、 少しでも迂回やスピード抑止につながり、近隣にお住いの方や登下校中の子どもたちの安全の一助になればと思います。

立て看板

●大手小学校東側の30㌔規制について

「毎朝、子どもの見守りの際、スピードを出した車が通過することに恐怖を感じる」とご相談いただきました。 30㌔規制の表示が少ないため、標識を増やせないか日比県議を通じて春日井警察署へ相談をし、現在標識を手配していただいています。

●かすがいシティバス

令和3年10月の路線見直しに向け、現在の北部線の利便性向上ため、牛山区で交通検討会が開かれています。 新路線ではこれまでバスのなかった田楽方面を通るルートも検討されており「定時定路線型ワゴンバス」と 「予約型ワゴンバス」での実証実験が行われます。
まずは、下記2ルートで8月3日より「定時定路線型の実証実験」が始まります。


■牛山ルート:牛山駅⇔市民病院 ルート
(従来の北部線と似た路線)

■間内ルート:間内駅⇔市民病院 ルート
(牛山から上田楽を回り町屋、岩野を通る路線)

※従来の北部線は実験中も通常運行しています。


以前より大辻町内の交通手段が少ないことを危惧していますが、 「予約型ワゴンバス」での運用になった際には大辻にバスの出発地を設けることができないか、 当局の方と様々意見交換をしています。地域の方のご意見もぜひお聞かせください。

バス

●泉公園の木々ついて

「木の枝が外灯の灯りを遮り、暗く感じる。」とご相談いただいたため、 公園緑地課さんに外灯周りの枝の剪定の相談をしていますが、 どの木をどう切ると一番効果が高いのか地域の方のご意見もお伺いしながら、 限りある予算の中で効率的に進められればと考えています。外灯については一部LEDに交換していただき、明るくなりました。

議会での活動

校庭の芝生化について

6月の文教経済委員協議会にて、校庭の芝生化事業について問題提起をしました。

芝生

質問

校庭の芝生化事業の大きな目的の一つは、地域と協働により芝生の管理をすることだが、 実際はほとんどの学校で先生方が芝生の管理を行っており、業務過多になっている。 事業が始まって10年以上が経ち、問題点も見えてきている。本来、子どもたちへの指導や、 授業準備等に使われるべき時間を割いて、先生方が芝刈りをしている現状は、変えるべきと考える。

回答

当初の事業の目的を再認識し、芝生化を学校と地域の結びつきの手段として実施できるよう、 地域への働きかけを学校と一体となって進めるとともに、管理しやすい環境の整備にも努める。

「小中学校の登下校時の熱中症対策」について

6月議会において、一般質問を行いました。以下は要旨をまとめたものです。

質問

今年は、夏休みが短縮され、例年では夏休みだった日に子どもたちは登校することになります。 熱中症対策として、登下校時に重点的な対策が必要と考えるが、
①どのような暑さ対策を実施するか、それを全市統一で実施するか。
②中学生の自転車通学の緩和について。
③下校時にクールダウンする場所として、通学路上にある店舗や企業、公共施設等  に協力を仰ぎ、子どもたちの一時休憩場所とすることを提案する。

回答

①全校統一的に、置き勉、日傘使用、体操服登校、スポーツドリンクを許可し、保護者への周知も行う。
②交通事故の危険性が高いため、暑さ対策としての緩和は考えていない。
③熱中症対策としてだけでなく、これを機会に地域にある学校として地域とのつながりをさらに深める有効な手段と考えるため、 広く地域、関係団体へ協力要請を行う。


地域の方からのご連絡により、道路の穴凹、泉公園の外灯の球切れを市当局の方にすぐに対応していただけました。

道路の穴
街灯