市政報告レポート 2020年1月

会派政策要望

所属している会派、市民クラブは6人の仲間で活動しております。 それぞれが、市民の皆様から頂いたご意見やご要望を、会派として集約をし、 11月20日、伊藤太春日井市長へ令和2年度の予算編成に盛り込んでいただくよう、 53項目にわたる政策・要望書を提出しました。そのなかよりいくつかをご紹介します。

●小学生における子どもの家と学童保育の公私間格差の解消


●公立保育園における土曜日保育の時間について

現在15時までとなっている時間を18時までとする。

●地域の交通安全

幹線道路の渋滞をさけるための車両が、 小中学生の通学路や地域住民の生活道路を抜け道として利用しているため、 地域の安全が脅かされている。大手小学校区内の生活道路へ、ゾーン30設置する。

●タクシー補助制度

公共交通機関過疎地域に対してタクシー補助制度を活用した公共交通体制の確立。

●一部春日井市内を走行する小牧市コミュニティバスについて

乗り合いが可能となるよう、バス停を設置する。(下記地図参照)

コミュニティバスについて

●100選公園に選ばれている 「落合公園」の機能拡充

・遊具の増強
・外周ジョギングコースの整備
・有料化によるバーベキューの解禁 
・亀やブルーギル等外来種の駆除
・池の周りを活用した店舗の誘致

●総合体育館第1競技場料金設定の見直しについて

総合体育館第1競技場では、冷房代が実費負担となっており、 終日利用すると12万円弱かかる。このため、夏季でも利用者の半数以上が冷房使用を控えており、 結果として冷房無しの状態で体育館を貸し出すことになっている状況は大変危険である。 夏季料金として、冷房を利用しやすい料金設定に見直す。

中学生の居場所の拡充について

11月の厚生委員会において、令和2年度から6年度までの子ども・子育て支援の柱となる新かすがいっ子未来プランⅡの中間案が示されました。
小学生の居場所については、子どもの家、なかよし教室、サマースクールなど様々な施策が進められ、居場所の拡充が進んでいますが、 中学生の居場所については、現状あまりないためか、商業施設のフードコートや飲食店で長時間過ごしている中学生の姿を見かけます。
中学生が休日や長期休暇に友達同士が集まって、勉強をしたり、話をしたりできる場所を、 ふれあいセンターや公民館などの公共施設に増やすことができないか、計画の中に盛り込むよう要望をしました。 

一般質問

9月議会

●校外プールを利用した水泳授業について

小中学校のプールは、猛暑やゲリラ豪雨などの影響により、授業が実施しづらい状況にあります。 また学校のプール施設は建設され50年近く経過している施設も多くなり、老朽化も進んでいます。 今後、維持管理費も増えていく可能性があり、プールを作り変えるとなっても、多くの費用が必要になってきます。
対策として、校内での授業を廃止し、気温、気象、季節の影響を受けない室内温水プールでの授業を実施することが考えられますが、 市温水プールや民間スイミングスクールでの水泳授業を行う考えについて、質問しました。

>>市の答弁

屋内プール利用の利点は、学校プールに比べ設置経費を軽減できること、 授業実施期間が広がることなどです。懸念される点は、全ての学校において屋内プール利用が難しく、 学校間で教育環境の差が生ずることなどです。現時点では学校プールの利用に大きな課題はありませんが、 今後校内プールの調査を進め、導入事例の課題などを検証し、調査・研究していきます。

●春日井市子ども会活動補助金について

地域の子ども会には、団体に直接交付される春日井市子ども会活動補助金がある一方で、 補助金の交付基準に沿った活動をしているが、『子ども会』と称していないため補助金の申請をしていない団体も多く市内には存在しています。 そういった団体へも、補助金交付が可能かどうかについて、また補助できない場合、別の補助金などを拡充する考えはないか、質問しました。

>>市の答弁

平成30年の子ども会の加入率は27.6%で、補助金の総額は295万9,500円です。 現在の補助金は、子ども会育成基準に沿った団体で、自らを子ども会と称する団体に交付しています。 しかしながら、子ども会の名称がなくとも子ども会活動補助金の要件を満たす場合があるものと考えています。
補助金の交付につきましては、一定の基準のもと、地域で取り組む活動であることが前提となっています。 個々の活動内容の適合性を判断してまいりたいと考えていますが、より活動がしやすくなるよう、 要件のあり方についても今後、調査・研究していきます。

一般質問の様子
お知らせ

●通話録音装置配布

《振り込め詐欺対策の装置を有償で配布しています》
電話による振り込め詐欺などの被害が多いことから、電話機本体に接続することで、 呼び出し音が鳴る前に、発信者に対して通話内容を録音することを知らせる機能や、 自動通話録音機能を備えた装置を、希望者に対して有償で配布するための制度が出来ました。

【対象者】

市内に住所を有する満65歳以上の方がいる世帯

【内 容】

市が通話録音装置を購入し、希望者に2000円で販売

●急発進抑制装置設置費補助金交付事業

《交通事故軽減のための新たな補助制度の創設》
高齢運転者によるアクセルとブレーキの踏み間違いが原因となる交通事故が社会問題となっており、 市内でも同様の事故が発生することが懸念されます。これらの重大事故を未然に防ぐため、 高齢者が運転する自動車への急発進抑制装置の設置を促進するための補助制度が出来ました。

【対象者】

市内に住所を有する満70歳以上の方

【補助対象】

自家用車にペダルの踏み間違い等による急発進抑制機能を有する装置を購入及び設置するもの

【補助金額】

装置の購入及び設置に要する費用の1/2の学で上限50,000円まで

●オリンピック聖火リレー

春日井市での聖火リレーの実施が決まりました。
まだ時間が未定ですが、市内でも聖火を見られます。お時間ある方はぜひ声援を送りにお出かけください。

【日 時】

令和2年4月6日(月)時間未定

【出発地】

レディヤンかすがい

【到着地】

勝川駅前公園

●学校給食の牛乳について

来年度より牛乳がビンから紙パックに変わります。現在リサイクルの方法について検討中です。

●新木津用水改修工事

令和2年秋からの工事個所についてはまだ確定はしておりませんが、 予定では、朝宮公園から北側の箇所と田楽橋より北の箇所の予定となっております。 工事個所が決まり次第お知らせいたします。
西側の堤防ですが、従来の草地からアスファルト(4m)と防草シート(6m)となる予定です。

新木津用水改修工事
街づくり支援制度

地域の生活環境を良くするため、地域の皆さんが主体となって取り組む街づくり活動について、 市が支援する制度です。「狭い生活道路の拡幅」や、それに伴う「ポケットパークの整備」、 「排水路の整備」について地域の皆さんが自分たちで発案・計画し、市の支援を受けながら課題の解決を図ることができます。

街づくり支援制度

条件

○市が管理している幅4m未満の道路
○市街化区域内で土地区画整理事業が実施又は計画されていない地区
○市街化調整区域内で生活道路等の施設が未整備である集落地区

メリット

○緊急車両が円滑に家の前まで入れる
○歩行者が安全に通行できる
○土地の境界が明確になる
○提供した用地を買取ってもらえる
(セットバックの場合は寄付などになる)

Q&A

●質問

住民主体でまちづくりを行なうのは大変だと思いますが?

>>回答

市も皆さんと一緒になってしっかり 支援をしてまいります


●質問

一部の地権者の同意が得られない場合はどうなるの?

>>回答

地権者に対し、皆さんとともに制度を活用するメリット等の説明を行います


●質問

私たちが整備計画案を作成するの?

>>回答

図面などの資料については皆さんが話し合った計画をお伺いして、市が作成します


●質問

私たちの負担は何があるの?

>>回答

道を広げるための用地の提供が必要になります(路線価を基準として買取ります)